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【駐在準備のススメ】私が海外赴任前にやらなくて後悔してること5選。

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にーはお!りんこです。

私が中国への出向を言い渡されたのは、出国1ヶ月半前。
しっかりと準備をして臨んだつもりですが、それでもやり残しはあるものです。

そこで、駐在準備中の皆様へ少しでも参考になればと思い、
私が「駐在前にやっておけばよかった!」と後悔していることをまとめてみました。


ネット銀行口座の開設

私が海外駐在前に登録していたのは「三菱UFJダイレクト」などいくつかのメガバンクのネットバンキングのみでした。

確かにこれだけでも海外から送金手続き等は可能なのですが、海外でも賢く資産を運用しようと考えた時、便利なのは言わずもがなネット銀行です。
手数料も使い勝手も、格段に違います。

私が特に痛感したのは、仮想通貨を始めた時と、ロボアドバイザー運用を考え始めた時。
日本にいる間に住信SBIネット銀行の口座開設しておけばよかった・・・と、死ぬほど後悔しました。


海外在住者の口座開設は基本的に無理

じゃあ、口座開設しよう!とできればいいのですが、いかんせん海外駐在中に口座開設をするのは実に難易度が高いんですね。
というか私が調べた限りではおそらく無理です。

ネット上で申し込めても、大概のカードは「本人限定受取郵便」で届きます。海外在住者にはこれがネック。
一時帰国中に受け取ろうと思っても、届く時期がはっきりしないのでなかなか難しいのです。

help.netbk.co.jp

Q&Aでは「できません。」で一蹴されています。まあ、そりゃあそうですね。

海外在住者にオススメのネット銀行は、検索するといろんな方の素晴らしいまとめブログがたくさんヒットします。
ぜひ、駐在準備中にチェックされることをお勧めします!



VPNアプリの複数ダウンロード

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こちらは中国へ駐在される方にお伝えしたいこと。

中国でVPNが規制された!というニュースが一時期、日本でも話題になりましたね。
実際は無認可の取り締まりを強化するもので、全面禁止ではなかったようですが、中国在住者の間には一時衝撃が走りました。

VPNアプリは急に使えなくなることも

去年、無料VPNアプリ「GreenVPN」が利用不可になったことは、記憶に新しいのではないでしょうか?
中国在住者にも幅広く知られているアプリの停止はインパクトがありました。

この例が示すように、VPNアプリはどんなに有名なものでも、急に利用不可となることが珍しくありません。
私も来た当初は、これで苦労しました。
いくつかの無料アプリにだけ依存していると、いざ使えなくなった時に八方塞がりになってしまいますのでお気をつけを。

ちなみに、私が使っているセカイVPNは2年経った今も何の問題無く使えておりますので、個人的にはイチオシです。


ですが、念には念を入れて、日本にいるうちにいくつかVPNアプリをダウンロード・登録しておくことをお勧めします。
中国国内ではダウンロードできないVPNアプリも多々ありますからね。


キャリア携帯の解約

これ、今でも本当〜に後悔しています。情弱な昔の私をビンタしたい!

海外駐在が決まった時、日本の携帯電話に関しては以下の選択肢があると思います。

①そのままにしておく
②解約する
③電話番号預かりサービスで番号保管
④格安SIMに乗り換える

私は②か④をお勧めします!

電話番号預かりサービスはお勧めしません

ソフトバンクのiPhone6を契約後、半年も経たずして駐在が決まった私は、あまり考えずに「電話番号預かりサービス」で番号を保存し、中国へ飛び立ちました。
結果から申しまして、よっぽどの理由がない限り、このサービスはお勧めしません。


 <デメリット(ソフトバンクの場合)>

 ・保管開始時に手数料3000円
  さらに月額390円かかる

 ・サービス利用中は「継続利用」のカウント停止
 (2年契約プランなど)

 ・保管中は氏名や住所変更などを除き、ほぼ全て受付不可

参考:電話番号・メールアドレスお預かりサービス | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク

一時帰国中にこの番号を使えるわけでもない、本当に単純な「保管」サービスですので、長期で海外赴任をされるほとんどの方には必要ないかと思います。

日本の携帯番号は意外と不要

駐在期間が長期になることが予想される場合、日本の携帯電話は解約を考えても良いかと思います。

これは人にもよると思いますが、私の場合、クレジットカードや口座、その他の登録全ての番号を実家の固定電話番号へ変更したため、結果として中国に来てから日本の携帯番号が必要な場面にはほとんど遭遇していません。

ごくたまに、LINEなどでSNS認証が必要になることもありますが、まあそもそもLINEは使わない(使えないw)し、めったに不便は感じません。
お仕事で日本の携帯電話番号が必要な方は、もちろん別ですがね。

一時帰国中は日本で使用可能なWi-Fiを借りて050アプリを活用したり、プリペイドSIMを利用したりすれば、大体のことには事足りるかと思います。
www.yuru-rinko.com


頻繁に一時帰国する方は格安SIMへの切り替えを

よく日本に帰るから日本の携帯電話はキープしたい、という方はキャリア携帯から格安SIMへ乗り換えを。
私はこうすればよかった!と思っています。最近日本に帰ることが多いので・・


携帯電話の解約や乗り換えは、駐在が始まってしまうとなかなか手の出しにくいジャンル。
一時帰国中には時間が取れないこともままありますから、ぜひ駐在前によく検討されることをお勧めいたします。


クレジットカード有効期限の確認

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大体の人には当てはまらないかもしれませんが・・・ウッカリさんがいるかもしれないので。(私です)

私は、中国に2枚のクレジットカードを持ってきておりましたが、ある時そのうちの1枚、よく使っていた方を自分の不注意で紛失してしまいました。。
nihao-rinko.hatenablog.com
幸い大事には至らなかったのですが、そのカードを停止したため、紐付いていた色々な登録をもう一枚のカードに変更しようとした時に気付いたんです・・

有効期限、1年前に切れてた!(泣)

ここからが大変で、カードを再発行しようにも新しいカードは「本人限定受取郵便」で日本の実家に届くから受け取れないし、新規で作ろうにも大部分のカードは同様の理由で受け取れないし。

しばらくクレジットカードなしで生活しましたが、そりゃもう不便でした。
中国国内では銀聯や電子マネーが主流とはいうものの、さすがにホテルのデポジットなどはクレジットカードが必要ですからね。。

ちなみに私のようなウッカリさんのために豆知識。(いないと思うけど)

海外からカード発行して、本人以外でも受け取れるのは楽天カードさんです。

インターネット上で登録し、銀行口座情報を含むすべての必要情報を記入すれば
本人限定受取郵便ではなく、通常の書留で送られてくるようです(2017年末時点)。

2018年6月追記:友人が楽天ゴールドカードを申し込んだ際には、必要情報を全て記入したにもかかわらず「本人限定受取郵便」で届いたそうです。

いずれにせよ、前提として海外駐在中はクレジットカードは作れないと思っておいたほうがいいかと思います。

カードの有効期限と紛失にはくれぐれもお気をつけください!


免許の更新・住所地の変更

駐在前に確認を!免許の更新期間は迫っていませんか?

免許に関しては、まずこちらのページに目を通すことをお勧めいたします。

海外滞在中で日本の免許をお持ちの方|警察庁Webサイト

海外旅行等一定のやむを得ない理由により、更新期間内に更新を受けることが困難であると予想される場合には、特例として更新期間前に更新を受けることができます。

私は駐在出発前に更新をしたかったため、この特例を利用し、更新期間より一ヶ月ほど早く免許更新の手続きをしました。


住所変更にもご注意を

もし、駐在開始後に一時帰国をする住所が免許上の住所と異なる場合、一時帰国先の住所(実家等)への変更も忘れずに。
その場合は、「その住所に届いた消印付きの自分宛郵便物」または「一時帰国証明書」を持っていけばOKです。

ちなみに私はいろんな偶然が重なりこの住所変更(賃貸→実家)をやらずに更新してしまった為、駐在が始まってから色々と面倒なことになってしまいました。。

海外においては、パスポートが重要なIDである事は間違いありませんが、住所を証明する必要がある時、やっぱり「免許」の存在は超重要です。

駐在後に一時帰国をして更新することももちろん可能ですが、いずれにせよ駐在前に免許更新に関するポイントは押さえておいて損はありません!
忘れずにチェックすることをお勧めします。

※免許更新に係る手続きは管轄によって違う場合があります。ご自身の管轄の情報を参考にしてくださいね。


駐在準備、頑張って下さい!

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駐在前は準備すべきことがたくさんあってバタバタしがち。
ですが、今は駐在者のブログも多いですから、先人たちの残してくれた情報が山ほど手に入ります。

私も駐在前はいろんな方々のブログを参考にさせていただいてました。

この記事も、少しでもお役に立てれば幸いです。


これから駐在される方が、準備万端で飛び立てることを祈っております!


グッドラック!