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婚約指輪って必要?いらない?散々迷った私が最終的に買ってもらった理由。

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りんこです!いわゆるプレ花嫁です。

さて、この記事を読まれている方は、おそらく絶賛お悩み中のこととお察しします。

「婚約指輪っている?いらない?」

 

正直そんなにお安くはない婚約指輪。平均は35.9万円ですってよ、奥様。

参照:https://www.engage-trend.jp/point/price.php

 

結論から申しますと、私は買ってもらいました。

ただ、そこに至るまでにめちゃくちゃ悩み抜いたので、「必要論」も「不要論」も語れる自信があります

そこで、迷える乙女たちの参考になればと思い、私たちカップルが購入に至った思考回路を文字に起こしてみました。

 

少しでもお役に立てれば幸いです。私は本当に、ここまで真剣に考えてよかったと思っています!

はじめに

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えー、こんな記事を書いている私はもちろんプロポーズ時のパカッはありませんでしたし(先にサプライズも指輪も不要と告げていたリアリスト)、婚約指輪は絶対買ってね!と彼氏にお願いするタイプでもありません。

さらに言えば、メインストリームを突っ走るのに若干抵抗を感じる、ちょっと斜に構えた花嫁です。

nihao-rinko.hatenablog.com

過去記事のタイトルから伺えるアウトロー感。

しかしこんな私にも乙女心は多分にありまして、婚約指輪に関しては憧れと現実の間でかなり揺れ動きました。

まず最初は「いらない」という気持ちの方が大きかったので、その時の理由をまとめてみます。

 

婚約指輪は「いらない」と思った理由

高い

まぁまずはこれですね。海外旅行ラバーズなので、指輪の分旅行に回した方がいいや・・と思っていました。結局買わなかった友人は「新生活の足しにした」と言っていました。

結婚指輪と兼用で良い

エタニティとかちょっと派手めのものにして、結婚指輪と兼用にすることも考えました。実際、そういう方も増えてきているようですね。

着ける期間が短い

基本的には婚約期間中しか着けないものだと思っていたので、高い割には活躍する場が少ないのでは?と考えました。結婚指輪を交換したら、もういらないんじゃないかなぁ、と。

着ける機会が少ない

上記に関連して。周りに聞くと、着けるのは「友人の結婚式くらいかなぁ」という子も多かった。超個人的ですが、中国でキラキラダイヤの指輪つけてると目立つしね・・・

 

以上が主に「いらない」と判断していた理由です。みなさまと被っている理由も多いかと思います。

 

基本的に常識を疑ってかかる私は、「みんなが買っているからって婚約指輪を当たり前のように買ってもらうのは嫌だ」という気持ちが初めからありました。のちに振り返ると、そういう感情論的な部分が大きく、なかばムキになっていた気もします。

しかし、ゼクシィの指輪カタログを見てキラキラに心惹かれていたのも事実で、むりやり目を逸らすこともしばしば。

 

彼はそんな私を見て何か思うところがあったのか、

「俺はりんこの選択を尊重するけど、感情論に流されずに一回冷静に考えないと後悔するんじゃない?」と言ってくれました。

その結果ひとつひとつ考え直すことになったので、その理由をまとめてみます。

 

婚約指輪が「欲しい」と考え直した理由

職業的に婚約指輪と兼用ができない

わたしの仕事上、エタニティ含む光りものを着けることが難しいと判断。結婚指輪にダイヤ(に限らず輝くストーン)を入れることができないならば、やはり婚約指輪としてキラキラが欲しかった。

婚約期間が長い・しかも遠距離

わたしが本帰国するまでビザ等の関係上籍を入れることができなかったので、婚約期間の長期化が予想されました。さらには彼の帰任が先に決まり、しばらくの間は遠距離になることに。これが大きなきっかけとなり、彼の気持ちも「婚約指輪をあげたい」側に寄ってきた感があります。

わたしも、モノがすべてとは言いませんが、離れていても彼のことを思い出すツールがあるのは良いなぁと思ったのです。

着ける機会は自分次第

いろんな指輪を見る中で、婚約指輪のデザイン次第ではファッションリングのように日常使いすることも可能だと思い直しました。結局はどういうものが欲しいのか、自分次第です。

後悔してしまうと思った

私は自分の性格を考えたとき、今後おそらく人の婚約指輪を目にして「いいなぁ」と思ってしまうと思ったのです。「後悔」というネガティブな感情をできる限り排除したかったんですね。

「高い」と思うかは価値観次第

そしていちばん大きなお金の問題。これは極論、考え方次第だと結論づけました。これは本当に人によるとおもいます。

私たちカップルの場合は「一生に一度のものだから」という考え方があまり好きではなく、それを理由にお金を使うのだけは避けたかった。だからこそ冷静にひとつひとつ理由を挙げて分析していったんですね。

そんな私たちが必死に考え抜いて、それでも「やっぱり欲しいね」と思ったならば、それは良いお金の使い方だと思ったのです。

結局、最後には感情的に考えた部分もありましたが、それも含めて後悔していないので、心から良かったなぁと思っています。

 

結論:ふたりで考えることがいちばん大事

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おそらく、婚約指輪を取り巻く環境は色々あると思います。

最初から「いらないよね」と一致しているカップル。

「絶対にあげたい!」と言う彼氏と、「え、いらない」と思う彼女。

 

ひとつ言えるのは、結婚準備に使うお金も、指輪も、これからふたり共通の財産となっていくものです。

だから、もし不一致が生じたり、彼や彼女が悩んでいたら、ふたりで一緒に考えられたらいちばん良いなぁと思うのです。

私は最終的に婚約指輪を買ってもらいましたが、買ってもらったことはもちろん、一緒に悩みぬいてくれたことに対しても、彼に感謝しかないです!結婚できることが嬉しい!!!

 

きっと悩んでいる時間もだいじな時間です。

たったひとつの「指輪のこと」ですが、たくさんたくさん考えて、おふたりが後悔しない選択ができますように。