夏のビール泥棒!四川成都発祥の鍋「串串香」を食す!
にーはお!りんこです。
本日は四川成都発祥の火鍋の一種、「串串香」をご紹介です!
ビジュアルを見てお分かりの通り、ビールが止まらない最高のローカル料理です。
串串香とは?
四川発祥の小吃で、火鍋の一種。いまや成都だけではなく、色んな都市にお店があります。今回わたしが行ったお店にも「成都から上陸!」的な宣伝文句がデカデカと掲げられていました。
イメージとしては、具材が全て串にささった火鍋 or 麻辣烫。実際、串串香と麻辣烫を同じ店内で提供しているところも見かけます。
最大の魅力は「串」!
フツーの火鍋の具がただ串にささっているだけでしょ?という声が聞こえてきそうですが、否っ!この「串」の存在が超重要なんです。
焼き鳥を筆頭に、この世の全ての串はビールに合うといっても過言ではない(極論)。
鍋から真っ赤なスープのしたたる串を持ち上げそのまま口へ運び、はふはふと頬張り、まだ口の中がヒリヒリしているうちに冷えたビールをガッと流し込む。どうでしょう、考えただけで汗が噴き出してきませんか?
加えて、串の場合は1本1本独立しているものの、串同士が絡まりあって何をとっているのか分からなかったり、中の具が見えなかったり、闇鍋的(?)要素もあり。さながらおみくじを引くように次から次へと運試しができます。
「2回連続で羊肉だ!これ食べて!」と他の人に渡す事もできます(笑)一般的な火鍋だと箸を使うので、なかなかやりづらいですよね。
注文方法
私が訪れたところは麻辣烫スタイルで、好きな串をセルフで皿にとり、店員に渡す方式でした。テーブル注文のお店もあるようです。
肉類はもちろん、ソーセージや練りもの、わたしの大好きな豆製品などなど、バラエティに富んだ具材が並びます。
1本1本の具がとても小さいので、皿にのり切らないくらい取っても問題なし。私は途中で追加注文しました(笑)
具を選んだら、テーブルで鍋のスープを選びます。辛くないスープもありましたが、迷うことなく「麻辣红油汤底」をオーダー。
四川料理というだけあって辛さはお墨付きですが、途中で辛すぎる!と感じた場合も、別途で「麻酱(ゴマだれ)」を注文できるので安心です。辛さがまろやかになりますよ。
お会計方法
面白いことに、なんと回転寿司式!店員さんが串入れに入った串の本数を数えて計算してくれるんです。大量の串をさばくその姿はまさにプロ。
多少お高めの海老や牛肉は、串が木ではなく鉄でできていて、区別がつくようになっていました。 まぁ多少のズレがあっても、1本0.6元=10円前後なので全く気になりません(笑)
先日は麺やその他ツマミも注文し、3人でおなかいっぱい食べて、ひとり50元=850円ほどでした。
ちなみに中国は高級な店を除き、大体「持ちこみ自由」です。この日も近くのセブンイレブンで缶ビールを買ってから入りました。 日系の居酒屋いくよりよっぽどコスパが良いですね(笑)
まとめ
成都発祥の火鍋「串串香」、その魅力は伝わったでしょうか?
まだまだ日本では知られていない小吃だと思いますが、その美味しさは保証します。ていうかこれ食べて思いましたが、四川料理ってほんとハズレないです!
もし機会があればぜひぜひ食べてみてくださいね。