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飛行機が苦手な人にこそ読んでほしい!エッセイマンガ「CREWでございます!」

大家好!りんこ@中国駐在(@Rin_inChina)です。何を隠そう、飛行機が苦手です。

広大な中国在住のためけっこうな頻度で乗るくせに、何度乗っても一向に慣れることがありません。 少し揺れただけでビクッとし、表面上は平静を保ちながらも頭の中にはぐるぐると遺言めいた言葉が浮かんでいる悲観者タイプです。

 

そんなわたしのような、飛行機がちょっぴり苦手な方にオススメなエッセイマンガがこちらの「CREWでございます!」シリーズ。 

元キャビンアテンダントの漫画家、御前モカ先生が描く実録お仕事マンガ。Twitterで存在を知り、一気読みしちゃいました。1話のエピソードが短めの読みきりで、かなりライトに読むことが出来ます。

現在は3巻まで出ていますが、続き物ではないので途中から読んでもOK。わたしは3巻を最初に読みましたが問題なく楽しめました!

 

飛行機が苦手な方へのオススメポイント

▼揺れや緊急時のパイロット&CA視点がわかって面白い、かつ安心する

▼衝撃防止姿勢や非常口席のことなど、ためになる知識が満載

▼現代のCAについて知る事ができ、飛行機に乗るのが楽しみになる

 

わたしの飛行機に対する恐怖って、主に「何故そうなるのか」「今何が起こっているのか」がよく分からないことからくるものだと思うんですね。まずは飛行機やそこで働く人々に対する知識を深めることが不安解消につながるのではないかと、そう思ったわけです。

ただ、ここで読む本を間違えて「知ったばかりに怖いこと」が増えること、ありませんか?例えば「○○空港の着陸は難しい」と知ってしまったがゆえに、その空港に行くときは毎回怯える、なんてことも(わたしがそうです)。

テレビでもよく客室乗務員に密着するドキュメンタリーやっていますが、企業PRが絡んでいるんだろうなぁと、うがった見方をしてしまいます。あれはあれでもちろん面白いんですけどね。

同様にネット上の情報も、フェイクもあれば不安を煽るものもあり、なかなか難しいところです。

 

そういう意味で、

・ライトに読めるエッセイ短編マンガ

・知りたいことだけ書いてある(詳細すぎず恐怖を煽らない)

・架空の航空会社設定なので企業色がない

この3点が揃ったこちらのマンガは、飛行機が苦手だからこそライトに楽しく知識を得たい方へオススメできる数少ない本なのです。

 

絵に関しては正直なところ、これで画力がもう少し高ければなぁ・・・とは思います。絵柄や高めのテンションという点で読む人を選ぶ作品かもしれませんが、内容自体は本当に良いものです。1巻からどんどん右肩上がりに面白くなっているので、これからまだまだ楽しみです。

 

わたしのオススメはいちばん面白くてタメになる3巻!先日の一時帰国の際は、機内で読みながらこっそりCAさんを観察していました(笑)

 

飛行機が苦手な方にこそ読んでほしい「CREWでございます!」、ぜひ電子版をダウンロードして機内にてお試しあれ。いつもは不安なフライトが、ちょっとだけ楽しくなるかもしれません。